『高校生でもわかる日本経済のすごさ!』(三橋貴明)
2010 年 3 月 8 日 月曜日『高校生でもわかる日本経済のすごさ!』(三橋貴明)
三橋貴明著の昨年初版された本です。
私の友人の㈱伊藤工務店の伊藤正人社長さんのブログにも紹介されていましたので、重複部分は避けます。
以前から三橋貴明さんのブログや、発行書籍を読んできました。
中小企業診断士として、会社の経営財務分析方法を一国の経済に応用したところ、特に韓国の経済事情をマクロ経済で分析したことが反響になり、「ヤバイ!」シリーズで本を刊行され現在活躍中の方です。
こういう視点から一国の経済状況を解析する方法は以前からもありましたが、当時はだれも見向きはしませんでした。
私の学生時代に、助教授で(現在は、准教授)比較経済学を専攻されていた方が、この分野で研究されていたことを思い出しました。
現在は、PCやHP等の文明の利器があるため、データーの入手や比較解析が短時間でできるようになったことが、大きく研究者に貢献しているといえます。
三橋さんもその一人でしょうが、この書でいわれているように、日本の場合、「内需拡大」を刺激する政策、さらにその前提条件となるマスメディアの誤報ともいえる報道に対する対策(マスメディアの真の意味での報道を期待)をする必要が早急にあります。