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‘サケの稚魚放流’ カテゴリーのアーカイブ

魚道の改修工事でサケが遡上します!

2010 年 3 月 28 日 日曜日

魚道の改修工事でサケが遡上します!

 

 

上の写真は、夕張川南幌清幌床止(南幌リバーサイドパーク)の魚道です。

 

魚類が上流に上れるように工作したものですが、残念ながら水流落差による流水抵抗が

 

気泡を生じさせてしまい、魚類が上がれない魚道となっていました。

 

昨年からこの魚道を改修する工事がはじまりました。

 

今度の魚道は、両岸に「石組工法」による「上れる魚道」がやっと実現します。

 

それまで溯上できなかったサケやモズクガニ、カワヤツメ等が

 

上流に産卵のためにその姿を見かけることができそうです。

 

江別河川事務所の皆様や自然環境団体がみんなで知恵を出し合い実現します。

 

毎年、この場所で「南幌みどり野小学校」の児童たちに総合学習を実施しています。

 

子供たちに、川にいる魚や生物を採取してもらい、同時に「川の大切さ」「川の持つ役割」

 

「川にいる生物の生命の大切さ」を理解してもらう活動です。

 

「サケが溯上するきれいな川にしていきたい」そんな思いを子供たちに持つ続けてくれればと願っています。

サケの一生について

2010 年 3 月 4 日 木曜日

4月に中旬に予定している由仁小学校の総合学習の資料です。

ふ化から北洋への旅立ち

水温変化の少ない湧水の出るところに産卵された卵は、砂利の中で成長し、毎日の水温をたした数値が480℃になるとふ化し、さらに480℃に相当する日数がたつと稚魚となって砂利の中から出てきます。

たとえば、湧水の水温が8℃ですと60日でふ化し、さらに60日で稚魚となるのです。巣から出た稚魚は、川の中にいる昆虫などを餌として成長します。

しかし、逆に大きな魚に食べられることもあるわけです。少しずつ成長したサケの稚魚は、春3月から5月にかけて海にくだります。
海にくだったサケの稚魚は、1カ月ほど湾内で生活し、動物プランクトンなどを食べて、北洋へ旅立つための力を蓄えていきます。

餌の少なくなる5月に入る頃、約8~10cmになった大きな稚魚から、順々に北洋へ向って移動を始め、水温が13℃台になる6月下旬までには、サケの稚魚全部が旅立ちます。

様々な困難を乗り越えながら、母川から海へ、沿岸から北洋へ、めざすは遠くアリューシャン海域、ベーリング海。何十万年もの遠い昔から繰りひろげられてきた壮大なサケの雄々しいスタートです。

北洋から生まれた川を目ざして

北洋で1~5年すごしたサケは大きく成長して、生まれた川を目ざし、再び長い長い旅に出ます。

しかし、ここにはひとつの疑問が生まれます。どうしてサケが間違わないで母川に帰ってこれるのか。

この回帰性と呼ばれる習性のシステムはいったいどのような仕組みなのでしょうか。

いまのところ、沿岸に近づいてから生まれた川の臭いでわかるという「臭覚回帰説」や、太陽の位置などを目安に帰る「太陽コンパス説」、そのほかに「地磁気説」、「海流説」等が上げられていますが、実際どうなのかはわかっていません。

ただ、確実に帰ってくるということは事実なのです。北洋を回遊しながら成長しつづけるサケ。そんなサケにも天敵はいます。

トド、アザラシなどが容赦なく襲いかかってきます。やっとのことで、生まれた川に帰ってみると川が汚染されていたり、産卵できる場所がなくなっていたりとか、サケにとっては人間の手を借りずに生きていくには難しい時代になってきました。

遡上と産卵

秋になると沿岸の河川と北上川にサケが産卵のために帰ってきます(遡上)。

海にいる時は銀色をしていた体色も、河川に入る頃は、銀色のうろこが次第に黒ずみ、タテ、ヨコに紋様ができブナ毛となり、雄は“鼻曲りザケ”と呼ばれる様に鼻も曲ってきます。

数々の障害を乗り越え、産卵場を求めてひたすら川をのぼるサケ。天然の産卵場は冬でも結氷しないような河床から湧水が出ている砂利地帯が選ばれます。

これは、水温の変化が少なく、サケの卵が育つ環境に適しているからです。産卵は、秋から翌年の1月末ごろまで行われます。

まず、群の中から意気投合したひと組、ひと組の夫婦が生まれ、それから巣作りが始まります。雌が産卵床になる穴を掘り、雄はほかの雄が近づくのを防ぎます。

穴が掘られると、雌は数回にわけて放卵を行い、同時に雄は放精を繰り返し、受精が行われます。

産卵が終ると、後は雌の仕事です。卵を外敵から守るために穴を砂利で覆います。産卵される卵は、1尾当り約3,000粒です。

この様な産卵行動が3~5日にわたって行われるわけです。サケは数日間、産卵床を守っていますが、やがて力つき雄も雌も息を引きとっていきます。

元気に育っています!サケの稚魚放流事業(2)

2010 年 3 月 3 日 水曜日

 サケの稚魚放流事業(2)

 

以前、ブログにてご紹介しました「サケの稚魚」もこんなに大きくなりました。

 

お腹についていました「赤い卵黄」も姿を消し、稚魚も自らエサを食べれるようになりました。

 

水槽の底の方にじっとしていた稚魚達も活発に泳ぎ、水面まで上昇してきては、底の方まで行ったり来たり・・・。

 

エサをやると、水面まで上がってきて、「パクリ」と食べます。

 

体長約3センチにも満たない身体ですが、元気いっぱいです!

 

水温約6度。4月12日に由仁小学校3年生の総合学習の時間に「ヤリキレナイ川」へ放流する予定です。

 

夕張川なんでも探検隊と由仁ライオンズクラブそして栗山JCの共同事業です。

 

子供たちが放流した「サケの稚魚」が、やがて4年から5年後に、この夕張川の支流である「ヤリキレナイ川」へ再び遡上してくる日を夢見て毎年行う事業です。

 

放流してくれた由仁小学校の児童たちが、辛いことや悲しいこと、人生のいくたびかの試練を超え、若者になり、大人になって、

 

世界中で活躍し、この北海道・由仁の町を故郷として慕い続けてくれるそんな契機となる「サケの稚魚放流」にしたいと思います。

 

夕張川なんでも探検隊 隊長より

サケの稚魚が孵化しました!サケの稚魚放流事業(1)

2010 年 1 月 8 日 金曜日

サケの稚魚放流事業(1)

 

 

夕張川なんでも探検隊と由仁ライオンズクラブ、そして(社)栗山青年会議所の事業で、4月にサケの稚魚の放流を行います。昨年12月に受精卵を入手しました。先日やっと孵化しまして、お腹には卵黄が付いていますね。この卵黄が稚魚の当分の栄養です。

 

やがてこの栄養を使い果たすと活発に泳ぎだし浮上してきます。今は水槽の底に沈んでします。

 

春の雪解けまで、元気に成長してほしいものです。この事業は3年前から行っていますが、後10年近くは継続していきます。数年後には、成長したサケの遡上が、夕張川で見られる日を夢見て!