
スバルR2 素晴らしい車です。この軽自動車の完成度と性能は、トヨタ自動車をして「軽自動車の概念を超えた完成度。しかしコストがかかりすぎる」と言わしめた程です。
4気筒エンジンの静粛性。ATミッション(CVT)との相性の良さ。軽自動車のレベルを超えているサスペンション。斬新且つ空力抵抗値を考えたエクステリヤ。運転する喜びをアシストしてくれるインテリヤ。軽自動車の中でもトップクラスの燃費性能。何よりもドライバーに疲労を感じさせない車。
その素晴らしいR2の生産があと数カ月で終了してしまいます。富士重工業の経営状況からいえば仕方のないことなのかもしれません。誠に残念ですが・・・。
富士重工業というメーカーの車に対する熱い情熱が、妥協しない車づくりが結集した車がR2です。
R2ほどの性能の車をつくらない他のメーカーが多いなか、ともすればコストダウンのために妥協してしまう他のメーカーが多いなか富士重工業が世に送り出したR2・R1は間違いなく名車です!
いつの日か再びR2・R1が復活することを待ち望みたいと思います。
この車は、スバルのIMPREZA インプレッサ 1500cc AWDです。
最近の私の足として重宝している車です。
新車発売が、今から3年前の2007年6月でしたので、すでに3年近く過ぎています。
あらためて、最近雪道をそれも猛吹雪の日に使用して、そのスタビリティとポテンシャルの高さに驚きました。ラインナップは2000ccと1500ccがあります。2000cc・STIという戦闘機みたいエンジンを搭載したものもあります。
今回私が試乗したのは1500ccのベーシック車。しかし侮ることなかれ。パワーこそありませんが、普段の足代わりとして利用するには必要十分です。
まず燃費が良いです。リッター16kmから18kmは走ります。
小回りが利きます。車体剛性が優れています。雪道のそろばん路面を走行して全く車体がきしみませんでした。
そして何よりも運転で、全然疲れません。
1時間乗ると首や腰、背骨が痛くなる私には、全くストレスなしでさらに運転する喜びさえ感じさせてくれるそんな車です。
軽自動車のR2にも同じことが言えますが、エンジンのフケ上がり、しなやかさと剛性の両方を備えたサスペンション、エンジンとATのレスポンス関係、情報が確実に入手できる視界性、雪道でも不安のない安定したコーナーリング、身体を最適の運転状態にフィットさせるシート、そして何よりも車に対する安心性と信頼性があり、どれをとっても他車にはない性能の良さが感じ取れる車です。
また、エコカー(2WD)や「スクラップ・インセンティブ対象車種」でもあります。
是非一度、このインプレッサのオーナーになって運転する喜びを体験してください。
3分割できるマフラーをすべて取り付け完了。防錆塗装も仕上がり、後は車検整備で出来上がりです。
消耗部品の在庫が欠品になってきていますので、レオ-ネや初代レガシィのパーツで間に合わせるしかないと思います。実は共通部品もかなりあることが判明しています。
こういうレアな車の場合のレストアは時間と手間がかかります。夏に走らせることを考えると楽しみですね。時代はエコカーでしょうが、古くなっても良いモノづくりをする富士重工さんの車やそのほかのメーカー、車だけではない業界のものづくりは、世界中の中で日本が本当に優れております。
今後世界の科学技術が進化しても日本の技術力が世界のリーダーであり続けることを期待したいものです。
マフラーだけでなく、フレームも防錆塗装を施工します。
飛び散らないようにボディをマスキングします。
防錆塗料は、マフラーに散布したものとは違うものです。
下の写真左101-Pがフレーム用で、透明色です。完全に空気の遮断をします。
フロント足回りとリヤ足回りに散布したところです。完全に乾く前にさらに別のシャーシーパスタ(黒)を散布します。2重なので塩カリ対策としては万全です。ちなみに前後のディスクローターは研磨済みです。
リヤの足回りです。タイヤハウスも施工済みです。
最後の写真は、後ろから燃料タンクを撮ったところです。同じく防錆塗装をしました。
4WDなので前から後ろまでプロペラシャフトで連結されているのが見えますね。すべて防錆加工済みです。
写真はフロントマフラー・マニホールドに防錆塗装加工している光景です。ボクサーエンジンなので排気も左右から排出されるのでこのような形状です。もう新品部品がないので入念に加工します。
もうひとつの写真のリアエンドマフラーとセンターマフラーも部品がないため入手できません。リヤエンドマフラーが穴があいて排気漏れでかろうじてリアエンドマフラーのみ新品が入手できましたので、同じく耐熱用防錆塗装剤で加工しました。銀色にメッキされたように見えます。
使用した防錆剤は、セプター120-ALというものです。粘着力があり完全に空気と遮断します。最近は凍結防止剤・塩カリのためボディやマフラー、フレームが腐食によりかなり傷みやすい状況なので、古い車には大変過酷です。大事にされている車をおもちのオーナーや暫く入れ替え予定のないユーザーの方は、是非防錆塗装をお勧めします。
すでに錆によりフレームが腐食されている車でもこの防止剤は空気を遮断しますので、腐食でお困りの愛車をお持ちの方はご相談にのります。
アルシオーネという車をご存じでしょうか?昭和60年から平成3年(そのあとFCでアルシオーネSVXが発売)くらいまで生産されていた車です。
当時のキャッチコピーは「アヴァンギャルド4WDクーペ」だったと記憶しています。写真の車は、62年式 2700cc 6気筒フルタイム・アクティブトルクスピリット4WDです。7年間車庫に冬眠していました。
今回、リフレッシュさせ公道を走れるように、すなわち保安基準を満たすべく車検整備を敢行中です。 当社の一流のメカニックによって点検整備される過程をお知らせしていくつもりです。
今見ても斬新でかつ当時最高の空力抵抗CD値を達成した「クサビ型」のボディ、この薄型のサイドフォルムからリヤトランクにかけての流れるようなデザインに魅了された数多くのスバリストがいたことでしょう。私もその一人です。
このAX9は当時、日本最初の水平対向6気筒エンジン(FLAT6)を搭載し最新メカニズムの推移(フルタイム・アクティブトルクスピリット4WD、オートレべリング4輪独立エアサスペンション、4AT、リトクタブルヘッドライト、電動パワーステアリング、モノワイパー、斬新なインテリア・等)を結集したスバルのフラッグシップとしてマイナーチェンジの62年に世に出た車です。名車です。
インプレッサWRX-RA STI-VER.3 の外観と運転席です。平成9年式のGC8ですが、北海道で使用していた車ではないのでほとんど錆がないです。そこでシャシーとボディやドアなどに防錆処理加工を施工しました。
また、先輩のレガシィBH5に取り付けられていたアフターパーツもできる限り移植しています。ターボ車なので、STI純正のブーストコントローラーやシフトインジケーター、ターボタイマーなどが見えますね。ルーフにはRA特有のエアベンチレーターが見えます。
RAは軽量化のため、パワーウインドウやエアコン等快適装備が標準装備されていません。前のオーナーがマニュアルエアコンのみ取り付けていました。ちなみにフルオートエアコンは取り付け設定がないのでマニュアルエアコンになります。
先輩は非常にこの車を気に入り大切にしておられ、来社の際には満足された表情で来られるので大変うれしく思っています。