「アドフィット(大リーグ頸椎養成ギブス)」
頸椎の手術も終わり2週間が経過しました。
その間、歩行やエレベーターに乗ることもちろん運動や入浴も禁止でした。
私の手術は、頸椎の2番・3番の間、3番・4番の間、5番・6番の間に
それぞれ三ヵ所スペーサーの役割をするチタンを埋め込み、
本来あるはずの椎間板の代わりにすることで
クリアランスを保ち各神経の圧迫を回避しています。
手術前の症状の「左手の不動」「右手の痺れ(筆記用具も箸もスプーンも持てません)」
「両足指の痺れにより歩行困難」「視力の低下」「全身疲労による身体機能の低下」
「歩行時のバランスが取れず直進できない」「思考能力の低下」「記憶力の低下」
はもちろん、「眩暈・偏頭痛」「残尿感」等、頸椎症特有の症状が、
ほとんど改善しました。
まあ、ほとんどこの症状は、30年間近くヨガで身体の柔軟性を保つことで
血液や体液の流れを良くすることで自分で克服してきましたが、
一日でもヨガをしない日は上記の症状が顕著に表れます。
医者が云うには「血管と細胞が20代」であったからこそここまで持ったと。
現在は、頸椎のスペーサーとして組み込んだチタンが筋肉と骨と同化するまで
写真の装具「アドフィット」と呼ばれるものを寝るとき以外装着、
私は「大リーグ頸椎養成ギブス」と秘かに呼んでいますが
装脱着は自分ではできず、すべて看護師さんお世話になっています。
夜間トイレに行く時もこの養成ギブスを装着しないと行けません。
先日抜糸をしたので、これからリハビリが始まりますが、
手術したヵ所にも少々の負担をかけながら
筋力UPと血行・柔軟促進、頸椎以外の四肢・腹筋背筋力の回復と増進に努めます。
この養成ギブスは長期間装着時には、血行・柔軟不良にともなう肩こりが酷いので
睡眠時以外に約1時間は脱着して身体をベッドで休めます。
11月半ばまでの装着予定になりますが、リハビリにヨガと太極拳を取入れ
早期に退院する計画です。